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大日如来像

銅造大日如来坐像(どうぞうだいにちにょらいざぞう)は、本堂の裏にあり、蓮華座に結跏趺座(けっかふざ)している像で、高さは385センチメートル、坐高は281.5センチメートル、頭の長さは121センチメートルです。宝髪(ほうはつ)、頭部、体躯、両腕、膝など十数の部分に分けて鋳造し組み合わせた、吹き寄せという技法で制作されています。体躯に比べ頭部を大きく造るのは大仏像に共通し、この像もそれにならっています。

台座部分に刻銘があり、天和(てんな)3年(1683年)に鋳物師(いもじ)横山半右衛門尉正重(よこやまはんえもんのじょうまさしげ)により造られたこと、開眼(かいげん)に関係した僧侶、寄進者と思われる人々の名前などがわかります。

江戸時代には堂舎に納められ、その後は長らく露座(ろざ)でしたが、現在は覆屋根(おおいやね)が設けられています。
(目黒区ホームぺージより)

指定年月日
昭和59年3月31日

時代・年代
江戸時代 天和(てんな)3年(1683年)